京都で貸店舗を借りる際の手順とは?

■開業したいお店に必要な条件の洗い出し (貸店舗探し)

開業したいと希望される方に人気の京都。
京都とは言っても意外と広く、希望エリアの貸店舗探しからはじめなくてはなりません。京都のどのエリアに店舗を構えたいか、そしてそれは駅から徒歩圏内なのかなど、開業したいお店に必要な条件を洗い出しながら貸店舗情報をチェックしましょう。お店に必要な条件は、どのようなお店を開業させるかによって異なります。
飲食店やカフェ、雑貨屋など、お客様に来店してもらうお店の場合は賑やかな通り沿いが良いかもしれません。逆に会社の事務所であれば、通いやすい駅近くなどが良いかもしれません。このように、まずは条件をしっかり洗い出して、それに沿った貸店舗を見つけることが先決です。

 
■気に入った貸店舗の見学

条件に合った貸店舗を見つけ、気に入ったものがあったら見学しましょう。
貸店舗探しは、基本的に不動産会社に依頼したり、貸店舗を管理している会社に依頼して探すのが一般的です。現在はインターネットでも貸店舗情報を閲覧することもできますが、見学するには、そこを管理している不動産会社に連絡する必要があります。見学には事前に希望の日にちを伝え、現地もしくは不動産会社で待ち合わせます。見学する貸店舗はできるだけ多いほうが良いでしょう。
できるだけ多くの物件を見学することが理想の貸店舗を見つけるコツになります。
見学後は、一番条件に合った気に入った物件を契約しましょう。

 
■契約 (必要な書類等の準備)

条件に合った貸店舗が見つかったら契約となります。ただ、契約には幾つかの書類と初期費用が必要です。物件によって敷金・礼金・仲介手数料の金額に違いがありますので、契約前に確認しておきましょう。

【契約に必要な書類】

・住民票(法人の場合は履歴事項全部証明書)
・免許証コピー
・会社意概要
・所得証明
・借家人賠償付き保険に加入していることの証明
・保証人の印鑑登録証明書

契約準備として上記書類をそろえましょう。
個人として借りる場合と、法人として借りる場合は必要書類に違いがあります。
契約前に不動産会社に必要書類を確認するようにして下さい。
また、物件によって2年、3年と契約期間に違いがあります。
それも見学時に確認しておくと良いでしょう。

 
■開業のための準備(オープン)

貸店舗を契約したとしても、それだけで開業できるとは限りません。
「理想のお店を作りたいけれど、何から始めれば良いか分からない・・・」
そんな方のために開業までの準備を説明したいと思います。
まず、お店を開業するには以下の準備が必要です。

・内装工事
・外装工事
・人材募集
・商品・備品を揃える

内装工事は借りる物件によって度合いに違いが出てくると思います。
全体的に改装しないとダメな場合は、結構大がかりな内装工事を行う必要があります。外装工事に関しては、貸店舗の中には看板程度しかいじってはいけないなんて事もあります。外壁を塗ったり、デコレーションすることを希望される方は、それが可能な物件を選ぶ必要があります。人材につきましては、チラシや求人誌などでスタッフ募集をするのが一般的です。そして販売する商品や備品を揃えればオープン目前となるでしょう。

 
■まとめ

基本的に貸店舗探しと賃貸住宅探しの流れは同じです。
希望エリアや希望条件を決めて、貸物件を探し見学。その後気に入った物件があれば契約するといった流れは決して違いはありません。契約に必要な書類に多少の違いはありますが、それ以外はほぼ同じですから難しいことはありません。
弊社テナントステーションでは、京都に数多くのテナントや貸店舗・貸事務所を取り扱っています。京都の歴史的な建物である「京町家・京町屋」の貸店舗や貸事務所もございます。最近では綺麗にリフォームされた貸店舗や貸事務所も増えているので、イメージに合ったものをお選び頂くことが可能です。
京都で開業をお考えのお客さまはぜひ弊社までお気軽にお問い合わせ下さいませ。